「手が届かない場所に貼る」というシンプルな寄り添い方について【夫必読】

治療

おはようございます。たろうです。
「不妊治療、夫にできることなんて、病院への送迎やお金の準備くらいしかない……」 もしそう思っているなら、それは少し考えが浅いかもしれません。

実は、日々の生活の中に夫にしかできない「シンプルで喜ばれるサポート」が隠れています。 それが、「ホルモン補充テープの貼り替え」です。

「自分では見えない」というストレス

不妊治療のステップが進むと、多くの女性がホルモン補充のテープ(エストラーナテープ等)にお世話になります。ひなこさんは以前、自分で「お腹」に貼っていたのですが、座ったり立ったりした時の動きが多い場所なのでどうしても剥がれやすいという問題がありました。そうなると病院にまた行って追加補充してもらわなければなりません。

そこで今回は、動きが少なく剥がれにくい「腰(背中)」にかけて貼ることにしたのですが、ここで新たな問題が発生しました。

  • 自分の手が届く範囲にしか貼れない
  • 見えないので、重ねずちゃんと貼れているかわかりにくい
  • 同じ場所に貼るので肌が荒れて痒くなる

自分では見え難い場所だからこそ、どこが荒れているのか、次はどこに貼ればいいのか、一人で貼るのはとても難しいのです。

簡単だけど効果的な寄り添い方

そこで私の出番です。貼り替えのタイミングで私がひなこさんの背中を確認するようにしました。

具体的に行っているのは、以下の3ステップです。

  1. 皮膚状態の「目視確認」:赤くなっていないか、荒れていないかをチェックします。
  2. 最適な場所への「誘導」:「一番肌が休まっている場所」を選んで新しいテープを貼ります。
  3. 「軟膏」でのアフターケア:赤く肌荒れしている場所に痒みを抑えるための軟膏を塗ります。

「かゆそうだね・・。大丈夫?」「いつもありがとうね」 そんな一言を添えるだけで、鏡を見ながら一人で苦戦していた時とは、安心感が全く違うとひなこさんは言っています。

「過程を共有する」ということ

ホルモン補充テープの貼り替えは、時間にしてわずか数分です。しかし、この数分の積み重ねが、不妊治療という長い道のりにおいて大きな意味を持ちます。

赴任治療は女性側の肉体的負担が大きい。これは間違いのない事実です。ひなこさんにとって、痒みや肌荒れは肉体的な苦痛。それを夫であるたろうが「目」となって確認し、ケアすることは、「過程を共有する」「君の辛さを、僕はちゃんと見ているよ」「二人の未来のためにありがとう」というメッセージになります。

「何かできることない?」と聞くよりも、手の届かない所に夫が貼る、黙って背中の赤みを気遣い薬を塗ってあげる。 その手の温もりこそが、孤独になりがちな治療中の妻を支える「シンプルな寄り添い方」になるのだと私は気づきました。

まとめ

不妊治療は、病院の中だけでは完結しません。日々の生活の中に投薬や検査がたくさんあります。本記事にある毎日のテープの貼り替えのような、地味で小さな治療・改善の積み重ねです。

もし、奥様が背中に手を伸ばして苦労していたら、ぜひ「僕が貼るよ」と声をかけてあげてください。

手が届かない場所のケアを夫が担う。 それは、夫婦の絆をさらに強くする、単純明快なとても素敵な「共同作業」です。
いかがでしたでしょうか。ホルモン補充テープを貼る。言葉にすれば数分の作業ですが、そこには「妻の体調を誰よりも気にかける」という夫の想いが詰まっています。

  • 自分では見えない場所をケアする
  • 肌荒れを確認し、軟膏で労う
  • 毎日のルーティンにして「孤独」をなくす

こうした小さな積み重ねが、不妊治療という長いトンネルを一緒に歩むための「灯り」になります。今日から、奥様の背中にそっと手を添えてみませんか?「痒そうだね・・大丈夫?いつもありがとうね」――その一言が、どんな言葉よりも彼女を支えるはずです。

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