【仰天】精子提出のリアルな現場感

体験談

「精子の提出って、実際どんな環境でするんだろう?」 「自宅で採って持っていくのと、病院で出すのはどちらがいいの?」

不妊治療において、男性に求められる数少ない、しかし非常に重要な役割が「精子の提供」です。しかし、その具体的な流れや病院ごとのリアルな環境については、なかなか表に出てこない情報でもあります。


私自身、これまで4つの病院を渡り歩き、それぞれの採精環境や指導内容の違いを身をもって体験してきました。時には古いビデオテープに驚き、時にはプレッシャーで失敗しそうになる……そんな「リアルな現場」の連続でした。


この記事では、私が実際に体験した病院ごとの採精環境の比較から、精子の質を最大限に高めるための準備、そして「一滴も無駄にしない」ための運搬のコツまで、忖度なしの真実をお伝えします。
妻が身体を張って採卵に挑む横で、夫として最高のバトンをつなぐために。私の失敗や成功の記録が、これから挑むあなたの助けになれば幸いです。

たろうが病院で体験していた精子提出のリアルを紹介

準備編(定期的射精と禁欲期間設定)

精子提供は不妊治療中にできる数少ない夫の役割。最大限良い結果を目指そう!
 
準備として行った行動と注意点

 定期的に射精して身体に意識させる
 精子提供当日だけ頑張っても効果は薄い。日々の生活の中に射精行為を取り入れて定期的な射精を心がけましょう。そうすると身体が「精子をつくることが求められている」と認識するので精子の数や濃度が良好になります。私は二日に一回の頻度で射精していました。

 ・禁欲期間を設定する
  私は精子提出の4日~5日は禁欲期間を設定しました。病院からの指導です。禁欲すると精液料の増加や見た目の濃さに変化がありました。また我慢している分、当日朝の自慰行為がスムーズに行えました。

 ・病院に付き添い、行為環境を確認しておく
  もし可能なら事前に自慰行為をする環境を確認しましょう。病院内で射精用の部屋があるケースもあれば、家で射精して病院まで持ってきてくださいというケースもあります。
私は両方経験しています。病院内の個室は看護師さんの足音もするし、コンテンツは古いものばかりで集中できませんでした。


 不妊治療中に病院内で射精し提出することに屈辱に感じる男性も多いと聞きます。しかしひなこさんが毎日薬をのんだり、注射をしたりと大変な思いをしているの横で見ていると、そんなプライドは一瞬で吹き飛びます。定期的な射精も苦労しますし、禁欲も我慢なのでいいものではない。でもこれは夫の大事な役目。夫婦の幸せのために頑張りましょう!!

当日編(病院によって環境は様々だ!!)

せっかく準備したのに失敗・・なんてならないように!慎重に!

 実際に体験した4病院の採精環境

 ・A病院(超有名な病院。建物も豪華)
  超有名なA病院。院内に個室はなく、当日朝にケースに射精して持ってくるスタイル。できるだけ新鮮な方が良いのではと考え、病院の男性用トイレでケースに射精して提出していました。授精は成功しましたが着床には至りませんでした。

 ・B病院(まぁまぁ有名。でも・・)
  転院したB病院。院内に個室がありこの中で射精するように指示がありました。室内にはAV観賞用のモニターとエロ本が数冊おいてありました。オンデマンド式でAVは最新でしたが本は古く、気持ち悪くて触れませんでした。授精に至らず、病院の雰囲気も悪いので転院。

 ・C病院(郊外にあり小規模家庭的な雰囲気)
  反省を活かして自宅に近い郊外の小規模家庭的な病院に転院。こちらも個室がありましたが、なんとテレビデオがありました!令和にビデオテープ!!と驚きと感動を覚えました。授精は成功しましたが、治療方法が毎回変わらないため転院。

 ・D病院(結果を期待できそう!)
 最も細かな指導があり、結果を期待している現在通院中のD病院。定期的射精や禁欲期間の設定もD医院長からの指導。院内に射精用の部屋はないので、提出日朝にケースに自宅で射精して精子を持参。90分以内に提出する期限まで設けられています。授精も成功し、今までで一番多くの初期胚を冷凍できています。

実は射精行為自体は失敗することもあります。勃起しない、勃起したが途中で軟化してしまう事も実はあります。妻が身体に負荷をかけて採卵手術を受けているのに、夫は中折れ・・。とならないようにしっかり準備して当日を迎えましょう。不安と緊張も乗り越えられますよ!

運搬編(射精して終わりではないゾ!)

 病院までの運搬方法が精子の質に影響が!!?大切な精子を守れ!



 運搬方法の注意点3選

 ・温度
  精子は温度の影響を受けやすい性質があります。理想的な温度は体温に近い温度と言われているので季節にあわせて運ぶ際の温度に注意していました。私は射精後すぐに保温ケースにいれてからタオルでぐるぐる巻きにしたり、発砲スチロール製の箱に入れ運んでいました。

 ・直射日光
  熱に弱い精子。乾燥にも弱いのです。直射日光は短時間でも乾燥を進めてしまいますし、温度も上昇させてしまいます。サウナを禁止しているので高温になりすぎ、精子が死滅してしまうから。プラスチック製のケースを剥き出しで運ぶのではなく、タオルで包んだり、内側にアルミが貼ってあるお弁当用手提げ袋を100円均一で買って使いました。

 ・運搬時間
  私達は90分以内に病院に持ち込むことを求められました。通常午前中に採卵手術が設定されるので通勤渋滞(車で移動)に巻き込まれながらもなんとか90分以内提出を守っています。

折角準備して頑張って射精したのに運搬中にミスで精子が死滅・・なんて残念過ぎます。でもここで知ったからもう大丈夫ですよね。温度管理用のポットをレンタルしてくれる病院もありますので心配な方は活用してくださいね。

本記事のまとめ

精子の提出は、単なる「作業」ではありません。それは、妻が痛みに耐え、薬や注射を頑張りながら用意してくれた「命のバトン」を受け取るための、夫としての全力のプレゼンテーションです。
今回ご紹介したように、病院によって環境は千差万別です。

・ 平時の準備: 定期的な射精と適切な禁欲期間の設定
・ 当日の覚悟: どんな環境でもプレッシャーに負けない!
・ 運搬の環境: 温度、直射日光、時間に注意して鮮度を保つ


これらを徹底することで、私は現在の病院で「過去最多の初期胚凍結」という結果を出すことができました。
もし、当日に思うようにいかなかったり、環境に戸惑ったりしても自分を責めないでください。大切なのは、夫婦で同じ方向を向き、ベストを尽くそうとするその姿勢です。

「夫にできることなんて少ない」と思われがちですが、あなたのその準備ひとつで、未来は大きく変わります。この記事を参考に、自信を持って当日を迎えてください。応援しています!

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